オーストラリアにてハーモニカ演奏中に起こった色々①
~前置き~
海外生活で一番頭を抱えるのは”お金”の運用方法です。
一日の出費は平均して2500円くらい。(宿が2000円、高い!!)
私は休学の始め半年間は社畜のように働いてお金を貯めましたがニュージーランドで使い切ってしまい、オーストラリアに到着して、すっからかんになってましたね…
そんな中始めたのがハーモニカ演奏な訳です。
経緯などもっと詳しく書いたリンクはこちらから
今回は、ハーモニカを演奏中に起こった出来事を紹介したいと思います!
オーストラリア人はとっても心が暖かくて、見返りやお金ではなく、人との縁を心から大切にする人が多いです。
酔っ払い集団 [5月19日]
これは、私がハーモニカを手に入れたその日の話です。
ついに本格的なハーモニカを母から送ってもらい、すぐさま公園へ行き、大好きな「キラキラ星」を吹けるように3時間ほど練習をしました。あやふやだけど、吹けるところまでなんとか辿り着けました。
その晩、なんとなくバスキングを早くしてみたくて、シティの小道で出来る限り心を込めてキラキラ星を演奏しました。
15分ぐらい経過して、7人くらいの酔っ払いが、現れました。とても陽気な彼らは私の歌に合わせて踊り始めるではないか!
とっても楽しかったです。
曲が終わって、私の靴の中に2ドルお賽銭してくれました。
これは当時の私にとって本当に心から嬉しいことで、まさかチップをもらえるなんて全く予期もしてなくて、誰の力も借りずに、自分で得たお金に感動しました。(相手が酔っぱらってただけかもしれないけど)
この日の事は私の一生の武勇伝になり続けると思います。
イケメンお兄さん [6月3日]
これは私がバスキングをし始めて2週間目くらいのお話。メルボルンで一番大きな美術館の前で演奏していると、視界の隅っこで座ってるカッコ良いお兄さんが居ました。
しばらく経って、その方はわたしのお賽銭箱にスッと紙を入れて去って行きました。
そのときはあまり気に留めずその後、5時間ぐらい演奏したと思います。
そのあと友達と今日のバスキングの話をしてたら、ふと紙の事を思い出しました。恐る恐る開いてみる。。。
そこには、
『I don’t have any change, but your music is beautiful. ~~~~d ad~s to the vibrancy of this lovely city. For thank you』
とありました。後半の私が読めなかったところは、『貴方のハーモニカはこの町をより輝かせている』という意味だったようです!これは涙ものでした、、、
日本人と中国人 [6月9日]
この二人は今でも大好きな親友です。
出会いは、私がメルボルンで一番好きな場所、セントキルダビーチでバスキングしていたときの事です。
すごくニヤニヤしている子がいて、これは日本人だと思って話しかけたら案の定。
15分ぐらいお話しして、なんかずっと笑ってて気が合い過ぎたから、連絡先交換しました。後日タコパしたり、釣りに行ったりして、今ではかけがえの無い親友ですね~
ハーモニカおじさん [6月10日]
なんとこの方の正体は、ハーモニカ教本を出版したり、コーチを長く勤めた事のあるハーモニカ界の神様でした。
偶然にも私のバスキング中、異なる場所で3回も遭遇して、これはそういう縁などだと察して、おじさんにハーモニカレッスンをしていただきました。ケンタッキーにて。
ハーモニカの種類は異なれど、プロの演奏家に会えて、いい刺激をたくさんもらいました。有難い限りです…
とりあえずこんな感じにバスキングをする度に何かしらのイベントが発生します。
それが毎回楽しみなのもバスキングの醍醐味だと思います。
ちょくちょくyoutubeにて動画をアップしています。
テルーの唄 - 手嶌葵 をメルボルンの川の側でハーモニカ演奏してみた。
インスタは毎日投稿しているので、よろしければ観ていってください。
現在日本にて就活頑張っております!